二百三高地

これぞ日本のオナニー映画!

男の背中度 100
盛り上げ度 100
さだまさし度 100
総合得点 75

80年日本映画。

日露戦争開戦100周年の2004年、この映画をようやく観た。

203高地とは、軍港旅順の前に立ちはだかる標高203メートルのロシア軍の要塞のことです。この203高地を巡る戦闘で日本兵約6万人が倒れました。

時の乃木司令官は無能と糾弾されましたが、コンクリートと機関銃で固めた要塞を半年で陥落せしめたことは、クリミア戦争でフランス軍がロシアの要塞攻略に1年を要したことと比すると優れた作戦であったと言われます。特別優れた兵器を持つわけでもない日本兵の不屈の信念があったからこその勝利だったのです。

この映画は誤解されてるようですが、右翼映画ではないです。反戦映画でもないと思います。日本の数奇な歴史を、203高地の戦闘を通して叙情的に描き出した、日本人のための映画であるといえます。主題歌にさだまさしの「防人の詩」を起用しています。すごくマッチしてると思います。

ストーリーは日露戦争開戦前から203高地の奪回までを通して描かれますが、当然のことながら203高地の戦闘が中心になります。戦闘シーンはかなり激しく相当な大作であったことがうかがえます。

大陸に広がる文字通りの死体の山、血の河、砲弾の雨は、
我々が学校でテキトーに学んだ日露戦争が想像以上の地獄であったことがよくわかります。そしてその地獄で血反吐を吐きながら、恐怖と戦い、国家のために殉じた我々の父祖の勇敢さに思いをはせずにはいられません。

この映画で個人的に死ぬほどグッと来たシーンを紹介します。

映画冒頭で、日本兵捕虜がロシア軍に処刑されるシーンがあるのだが、そこで処刑される前の日本兵の誇り高い姿はかなりグッと来る。

「君たちロシア軍人に忠告しておこう!満州、朝鮮はアジアだ!君たち白人が支配するのは間違っている!日本人はどんなに血を流しても必ずや君たちロシア軍人を、この満州から駆逐する!命を惜しむなら早々に本国に帰りたまえ!!」
・・・大東亜共栄圏・・・タダのプロパガンダだったかもしれんが、このシーンは男ならグッと来ないとダメだ!

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