狼少女ミーシャ 虐殺の戦場3000マイル

嘘のような話し。というか嘘

ガキかわいくない度 100
過酷な自然度 100
うそ臭い度 100
総合得点 20


2007年仏。
タイトルみて脊髄反射でレンタルを決意した怪作…

もとい怪作…というほど突き抜けた映画ではない。

ストーリーはベルギーで親を逮捕されたユダヤ少女が一人逃げ出し、親を追って東部の戦場を歩いて旅する。狼というのはその過程で出会うたくさんの存在のひとつに過ぎず、少女は謎の能力で犬や狼とお友達になる技を持っているものの、
これで狼少女は言い過ぎであろう。まあこの手の邦題誇張戦術には辟易とさせられているものの、今更驚くには値しないのだが。

さて、この話は欧州では割と有名で衝撃の実話といったふれこみがついて回ってたそうなのだが、いくらなんでも実話は言い過ぎであろう。
こんなエスパーいるかよ。しかも子供がたった一人でベルギーから東部戦線まで徒歩でたどり着き、労農赤軍に拾われるというあり得ない展開。しかも冬。欧州の冬は北海道よりも寒い。どうやってドイツ軍の前線をすり抜けたのか??こんなことはあり得そうにないことぐらいおれでもわかる。狼なんて割と最初の方ですぐ死ぬし。子供が可愛くないのがまたアレだ。
(結局長らく実話と信じられていたこの話だが、つい最近原作者がフィクションであることを認めた。そりゃそうだ)

ストーリーもおもしろくないかつあり得ない上、特に見所もない。

何が何だかさっぱりわからないが、最終的にはそこそこいい話で終わるのがまた寒い。


※この映画はのちにミーシャ/ホロコーストと白い狼と邦題が変更されている。
邦題が残念なことで有名な我が国の戦争映画事情であるが、タイトルが本当に変更されちまうというのはかなり珍しい事態で、戦争映画邦題評論家のワタクシとしてはドギモを抜かれた。。それならあんなのもこんなのも変えてほしい邦題はワタクシの手元に15億本はあるわけだが、このホームページでは配給会社の黒歴史を永遠に残すいじわるとして、前の邦題をドーンとのせている。本当にひでえ邦題だ。

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