アクトオブキリング

なんともいえない

不可思議 100
告発度 100
娯楽度 0
総合得点 50

60年代のインドネシアの反共軍事政権によって、数々の反体制派が共産主義に仕立てられ、虐殺されていったという歴史について語った映画である。

インドネシアのイカれ軍事政権崇拝は現代にまで連綿と続いており、90年代には東ティモール住民の大量虐殺が行われ、現代でも極右団体が幅をきかせる国だ。しかし一方で、インドネシアは東南アジアで最も民主化が進んだ国と欧米から評価されている。

さて、この映画はドキュメンタリー映画なのですが、当時の虐殺の当事者たちが当時はどんなだったかなどとイキイキと活写してくれるだけというもの。資料的価値は高いと思いますが正直これだけでは退屈だ。

当事者たちは殺し方の生々しい手口など、当時の時代背景なども加味して語ってくれるのですが、あ、そ、そうなの、、という感じです(笑)。

天下をとった守旧派がまだ大きな影響力を持っているという構図はインドネシアに限った話ではないと思うが、この虐殺者たちは当時のホラー映画、バイオレンス映画、ナチス映画に影響をうけて、「おれたちならもっとグロいのやれるで!」と、なんだか妙な気合いの入れ方をしており、頭おかしい度を倍増させている。罪の意識はなさそうだが、虐殺のリーダー的ヤクザが当時の虐殺の光景を語りながら、心の傷を受けている様子があったりとかあ、、まあ見所はそんなものでしょうか?

おもしろいか?と言われたらまったくおもしろくないと思うので、暇な方はみてくらはい。

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