アウシュビッツ ホロコーストガス室の戦慄

びっくり超低予算映画

安い度 100
地味度 100
学生アホ度 100
総合得点 5

アホ映画量産監督の異名を持つ(?)ウーヴェ・ボル監督作品。前に同監督のダルフール紛争に関する映画を観た時、あまりにも容赦のない残虐描写の数々に唖然としてこれも楽しみにしていたのだが・・

考えてみれば、ダルフールのあの映画も残虐描写がひどかったというか、シチュエーション的に残虐だっただけで、ゴア描写は控えめだったように思う。それでいて、この監督の他作品といえば、本当につまらないZ級アクション映画ばかり。つまらないだけならまだいいが(?)
キモいんだよなんか(笑)。

これは観る前から
74分という上映時間の短さがやけに気になっていた。ホラーはだいたい短いけどアウシュビッツを描くに74分でいいものかと思ったが、この監督にまっとうな心配は別次元の意味で不要であった。結論を言えば本当につまんない映画でした。ゴミと断言しても誰も文句言わないだろう(笑)。

話はアウシュビッツのある1日をドキュメンタリーっぽく描いている。
いわゆるモンド映画である。でもまあ実際に起こったことを描いているからドキュメンタリー映画と呼ぶべきなのか・・でも登場人物等は名もなき架空の人物ばかりなのでやはりモンド映画と呼ぶべきだろう。

冒頭から頭上に巨大なはてなマークが浮かんだものだ。いきなりボル本人が登場するのだ。で、「アウシュビッツは屠畜場みたいなもんだったんだ!」とか「みんなが忘れ去ろうとしてるから今この映画を作ったんだ!」とか「この映画にはシンドラーみたいなヒーローは登場しないんだ!」とか
「アウシュビッツは屠畜場みたいなもんだったんだ!」とか何回も同じフレーズ堂々巡りしてるの(笑)。ボキャブラリー少なっ!ただでさえ短い映画なのにおまえさっさと引っ込めよと誰もが思うだろう(笑)。

で、やっと映画が始まるのかと思ったら、今度は
ドイツの学生らしき少年少女がインタビューされるシーンが延々15分ぐらい続く。は?いや、マジなんだよ・・おれもどういうわけかさっぱりだ。で、ガキどもはなんだかアウシュビッツとかホロコーストとかナチに関してかなりあやふやな知識でくっちゃべる。ゆとり教育の馬鹿ガキのように。こういう演出なのか本当にアホなのかは知らないが、長髪のメタラー風の少年だけやけに詳しいやつが一人いるのだが(笑)。他はホロコーストを「1800年代だっけ?」とか「1000人ぐらい殺されたんでしょ?」とかろくに勉強しない日本の馬鹿ガキとほんと同じような感じで喋っている。原爆投下が何日だったか忘れてる馬鹿ガキのように・・。

これは記憶が風化している・・ということを演出するためのものだろうが、やけに長い。
で、ドラマ部分は学芸会もビックリの激安映像(笑)。残虐描写も何かのジョークのようなしょぼさ。さすが・・ガスで殺される人々もやけに巨乳の色っぽいねーちゃんが裸で苦しそうにしてる姿が画面の中心にきてやけにエロい(笑)。さすが・・で、苦しみ方は「ううう・・苦しい・・・」とか胸とかおさえてるだけなの(笑)。爺さんや婆さんの局部映像垂れ流しのようで画面にはたくさんぼかしが(笑)。これは「黒い太陽731の二作目」を思い出させられます(笑)。後はSS隊員がやけにけだるそうに飯を食うシーンがちょいちょい流れて終わりでした・・。え?もう終わり?30分ぐらいか?

で、終わったと思ったら、また馬鹿ガキが喋ってる映像が・・冒頭のと何にも変わってない。相変わらずガキは無知のままで、一人だけ長髪の・・(略)
、それにしてもよくわかってねえのによくこう自信満々にくっちゃべれるよなあ・・ここは文化の違いだな。ドイツでは無口=知的障害ぐらいに思われると聞いたことがある・・。日本の馬鹿ガキのように「わかりません。。」と下向いてりゃ周りが勝手に右往左往してくれる甘えた文化じゃないのだな。ハーメルンの笛吹き男みてえなデタラメは言ったもん勝ちという文化なんだきっと(笑)。でまたまたボルが出てきてボケ老人のように同じことをくっちゃべるのであった・・。つまらん・・。

まあドイツの馬鹿ガキが想像以上に無知だったことに驚かされました。やらせかもしれんのだが・・。これは同じことが繰り返されるとボルが危機感を持っても仕方ないということでしょうか?
ドイツ人思い込み激しそうだもん。でもドイツ人と言えば教育やメディアで永遠の贖罪意識を植え付けられているのかと思っていましたが、本当に忘れ去られようとしているんでしょうか・・。この映画で目新しかったのはそこだけでした。合掌。

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