僕の村は戦場だった

ロシアがどれほどナチを憎んでいるのかわかる

怨念度 100
反ファシスト度 100
地味度 80
総合得点 70

旧ソ連の映画。
第二次世界大戦中期の東部戦線を描いている。ドイツ軍に家族を殺された少年が、ドイツ軍に対する怨みのみをエネルギーにたくましく生きる姿を描く。でもラストは捕まって処刑されちゃう。

古い映画なので白黒です。テンポも遅いのでマニア向けです。戦闘シーンもあまりないです。
ただ、退廃的な暗いムードがこの種の映画の中でも群を抜いていると思います。芸術的で美しい映像は白黒でなければきっと心を奪われたに違いない。美しい映像とどんよりと暗い世界観のギャップが恐怖さえ感じさせます。少年役は非常に美しい少年ですが、ドイツ軍に対する怨みをうまく表現していました。ラストもすっきりしない終わり方で、少年の幻想の中で楽しく妹と追いかけっこをしているのだが、妹を追い抜いて必死につかもうとしている何かが何なのかわかりそう〜ってところで終わる。謎の多い終わり方。監督が何かのメッセージを送っているように見えるが、何なのかはよくわからない。

まーこれ以上ないぐらいのバッドエンドなので、一人で観るのがよい。

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