ドニエプル攻防決戦1941

ベラルーシの愛国映画

 

茫然度 100
緊迫 0
愛国 90
総合得点 20

2009年のベラルーシ映画。

独ソ戦初期を描いている。

ドニエプル川とは、
"ヨーロッパで3番目に長く、ウクライナ、ベラルーシ、ロシアにまたがって流れるドニプエル川があり、この川の流れる各国の都市に穀物・木材・鋼材などの原材料と工業製品を輸送する上で重要な幹線水路となっている。"

出典
ベラルーシ共和国「モギリョフ州」
http://www.belarus.jp/Province/MOGILEV.htm

、、、とのこと。
独ソ戦初期は今でいうベラルーシやウクライナが主戦場となったが、当時はソビエトの小共和国に過ぎない。

ベラルーシの都市、ドニエプル川沿岸にある都市、モギョリョフを防衛しようとする赤軍の奮闘を描いている。主人公はハゲ頭がセクシーな師団長。NKVDの拷問で歯を全部折られている。

この師団長の目線で話が進むわけだが、師団長とか指揮官の目線で描かれる戦争映画ってのはだいたいおもしろくないんだわ(私見申し訳なし)

話が広がりすぎるし。

ダラダラ人間ドラマがクドイのもロシア映画そっくり。

また、肝心の戦闘シーンもひどい。

ゴルフ場みたいなだだっ広い平地でドイツ兵は横一列に並んで歩いているだけ。

それに対し機関銃や迫撃砲など撃ちまくるその火力の表現はすごいが、これじゃあんまりドイツ軍がかわいそうだ。ただの的なんだもの、、撃たれまくってるのに。焦るでもなくただ歩いてるだけ。で、時々うわーっとか言って手を大きく広げてオーバーにぶっ倒れたりするだけ。

戦後作られたソ連のプロパガンダ映画のようなクオリティを21世紀になっておがむことになるとは。

ドイツ軍にだんだん押されているという状況を補完するのに、こんな戦闘シーンしか用意できないようではね、、

結局この映画は命をかけてベラルーシの都市を守った赤軍兵士、その赤軍の兵士の中にはベラルーシ出身の人もいたよ、と描く、普通の愛国映画と言えるだろう。個人的にはすごくつまらなかった作品。
 

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