>>戦争映画中央評議会

ジェネレーション・ウォー

ドイツ産東部戦線舞台の戦争ドラマ

 

本格派度

100

絶望度

100

リアル戦争度

100

総合得点

95




≪第1話≫



清廉潔白なドイツ国防軍の少尉とその弟が、しばしば"地獄"と形容されるロシア戦線に送られ、前線を味わってだんだんとやさぐれてボロボロになっていく過程をジックリ観ることができる映画だ。伝統的ドイツ戦争物語の流れがある。ハンス・ペーターの戦争小説やH・G・コンザリクの独ソ戦三部作など、戦後のドイツキッズが寝物語?にしていたかは知らないが、既存のいわゆる古き名作たちの影響をふんだんにうけた傑作戦争ドラマとなっている。なにより、フィルスマイヤーの「スターリングラード」の影響はかなり強いと思われ、話の展開はかなり似ていると思う。

しかし、これはこれで「スターリングラード」とは違った魅力があり、ドイツ戦争映画ファンはとりあえず必見なのは間違いない。観ないのはもったいない。
かなり高クオリティで、さっさと観るべき映画である。



90分全三話のテレビドラマだ。しかし制作費は16億円とドイツ映画としてはそうとう潤沢に金を使ったほうだといえる。話は韓国映画の「ブラザーフッド」というのがあったが、あれに似ていて、しっかり者の兄とちょっと頼りない弟が一緒に出征し、同じ部隊へ配属。兄は真面目な小隊指揮官としてすぐに頭角を表すが、弟はやや敗北主義的態度で前線に馴染むのが遅い。そんなちょい手のかかる弟を小隊指揮官という立場上、露骨にかばうわけにもいかず、ドラマ前半はややギクシャクとした兄弟関係が描かれる。この辺はほんと「ブラザーフッド」に似ていると思った。まあこっちの方が兄、弟ともにかなりクールであり、ベタベタした感じはないのですんなり感情移入できるだろう。

第一話の見所は工場での戦闘シーンだと思われる。独ソ戦初期はドイツ軍の圧勝、、皆そういうけれども、ドイツがこれまでに何年間もかけて戦ったフランス、ポーランド、オランダ、デンマーク、ユーゴ、、といった国々との戦いでの戦死傷者数を、ロシアでは開戦後たったの一ヶ月で上回った。

パージで弱ってはいたが、ソビエト赤軍はドイツ国防軍が今まで出会ったどんな敵よりも桁違いに強い敵だった。ドイツ軍が初めて出会った宿敵と呼ぶにふさわしい相手だったのである。

この映画では序盤からしてソ連軍を蹴散らしまくって
ドイツ軍つえーをやるシーンは一切ない。最初から仲間が首を撃ち抜かれ、自分の頭の上を弾がかすめ、自分の指揮で部下を失った将校の苦悩が描かれており、全体的にかなり悲壮感溢れるつくり。また、主人公たちはRSHA(帝国保安本部)のユダヤ人の虐殺に嫌でも加担せざるをえなくなり、戦争の本質を学んでゆく。

※ナチスドイツの秘密警察本部

ある日とある寒村付近の封鎖を命じられる主人公たちの部隊だが、中で何が起こっているかは知らされていない。だがすぐに何が起こっているか気づいた。現地民が現地民を殺している。

人々の叫喚はまるで地獄絵図だった。誰かが逃げてきた、、女の子だ。大男が追いかけてきて少女を抱きかかえる。そこにたまらず銃を向ける主人公たちだが、、男はわけがわからない。ドイツ人から命じられてユダ公を殺しているのに。今度はドイツ人からやめろと銃を向けられている。わけのわかんないやつらだ。そこにSD
の腕章をつけたシュトゥルムバンフューラー(親衛隊少佐)が、やってきて問い詰める主人公たちを適当にあしらうと少女をアッサリと射殺してしまう。主人公は自分たちがどんな戦争に加担しているのか瞬時に直感するのである。

※ナチス親衛隊の情報部



それでも初期はやはり楽な時期だった。雨季が来るとロシアの道は全て泥濘と化し、ドイツが誇る機械化部隊は泥の中で立ち往生することになる。戦闘は停滞し冬がすぐにやってきた。泥濘と化した路面は凍りつき、機械化部隊は息を吹き返したかのようにみえたが、モスクワ前面にはトハチェフスキー
が育て上げたソビエト赤軍の最精鋭が政治犯収容所より解き放たれ、汚名返上をせんと狂信的に戦っていた。ドイツ軍はソ連軍の激しい抵抗とマイナス40度の中で凍りつき、一歩も前に進むことができなくなってしまった。やがて、雪の中で孤立していたドイツ軍はソ連軍の反撃により押し返され、モスクワ攻略のチャンスを永遠に喪失するのである。

※ソビエト初期の将軍で、赤軍の機械化に大きく貢献したといわれる。政治的にはスターリンのライバルで、のちに粛清される。

第一話はこのようにして最も勝っていた1941年の終盤までが描かれている。もうこのドラマ、ここで終わっても遜色ないほど高い完成度で、二話、三話と嫌でも期待せざるを得ないのである。


≪第2話≫


(ここまでだーっとストーリーを書いているが、主人公はヴィルヘルム、フリードヘルム兄弟の他に、シャーロットという戦場看護婦、グレタという歌手とヴィクトールというユダヤ人青年がいる。彼らは戦争によってそれぞれが翻弄され、それぞれにドラマがあるわけだが、全部解説することは流石に重労働なので、いくつかに絞っております。)

第二話だが、舞台は1943年へととぶ。あえてスターリングラード戦線をとばしたのはフィルスマイヤーの「スターリングラード」を観て補完してくれということなのか。

戦記好きに名高い
"クルスク戦車戦"発生の背景で、主人公たちは一両の戦車の支援もない中、ソビエト軍が占拠する電信所攻略作戦を命じられる。装備も不足し士気も低い中、ソビエト軍の機関銃陣地に正面から肉薄攻撃をかけるが当然のごとく見事に玉砕。敵には戦車がいて、戦車みつけたらパンツぁぁぁーー!!と叫んでみんなで逃げる(笑)。ハリウッド映画ならソ連の戦車なんてタフなアクションスターがハナクソほじりながらアッサリ処理してしまうだろうが、ドイツ映画はそういうこと絶対しないので心から信用できる。(ここでパンツァーファウストをぶっ放すチートソ連軍が登場するのには注目したい)

「ユーボート」以来の伝統、
「巨大な現実を前に人の力は無力」という部分がしっかり守られている。部隊は全滅するまで戦い続け、やがて玉砕する。華々しさなどどこにもない冷酷な戦場描写は、ドイツ戦争映画ファンを決して裏切ることはない最高のクオリティ。ぜひご覧あれ。

さて、電信所攻略戦で主人公兄弟も重傷を追うが奇跡的に生還することができた。しかし兄は完全に戦意喪失しており脱走兵と疑われ懲罰大隊にぶっこまれる。
懲罰大隊といえばドイツ戦争映画にはたくさんの歴史がある(笑)。今回は割愛するが、興味ある人は調べてみるといいだろう。


懲罰大隊といえばやりすぎ鬼軍曹である。このキャラクターはクリュル上級曹長の焼き直しキャラだと思うがすごい存在感だった
字幕表示は「軍曹」となっていたが、階級章をみても「上級曹長」で間違いない。「戦争のはらわた」以来続く初歩的誤訳である


弟はというと名誉の負傷で国に帰ることができたが、やはり銃後は違う。前線をみて来たものにとって、平和な生活は極めて生温いばかりでなく、実に苛立たしいものでもあった。こうして弟は母親が泣いて止めるのも聞かず、東部戦線へと戻ってしまう。このような戦争神経症を患った兵士が前線へと還っていく、、という姿は「西部戦線異状なし」の頃から何度も何度も使い古されたプロットだが、現実の兵士たちもそうする人が多かったという。(理由は人それぞれだろうが)

≪第3話+総評≫


いよいよ物語の最終話、第三話である。

ここから物語は陰惨の度合いを増していく。懲罰大隊でしごかれるアニキはもう生ける屍。自暴自棄になってただ嬲られるだけである。

弟はといえば、後方でSSと一緒にパルチザン狩りをやらされる始末。数々の戦争犯罪を犯し、民衆の血で汚れていく自らの手をみてもどうにもならない。心を殺して
敗戦が確実なままただ続く戦いを耐え忍ぶ。

時間は過ぎて行き、1944年の秋、ソ連軍がドイツ軍の前線を破り、ベルリンまで恐るべきスピードで進軍を始める。終戦は近い。しかし残虐な独裁体制は風前の灯の主人公たちの心を蝕み、命を吹き消そうと襲いかかってくるのである。

そして、、
まあストーリーを語るのはここまでにしよう。もうわかりきった流れであり、蛇足もいいところだろうから。どう考えてもハッピーエンドにはならないことは皆さんおわかりになるだろうと思う。

総評として、いくつかに的をしぼって語りたい。

①戦闘シーンについて

戦闘シーンは戦争映画では大変重要だ。まあこの映画、実は尺を考えれば戦闘シーンが豊富とはいえない。しかし前線兵士の等身大の恐怖を強調したコマ運びは好感度が高い。正直プライベートライアンなど、その他の戦争映画をみてて、戦車にアッサリ吸着式対戦車地雷をペトッとつけてハナクソほじりながら撃破というシーンを観たことはないだろうか?ひとつ聞きたいのだが、あんな簡単に戦車って倒せるんですか(笑)?(だいたいこの手の戦争映画は戦車に数門の機関銃がついていてそうそう近寄れないということを無視している)

確かに戦車は歩兵の支援がなければ、歩兵にアッサリやられてしまうものである、とよくいわれる。だが、歩兵の支援がない戦車など、近代戦でほんとにそんなことがしばしばあっただろうか?

この映画の電信施設での戦闘シーンで、おれっちなら戦車なんか楽勝でハントできるゼ?なんて言い出すやつがいるとは思えないのだ。みたらその瞬間、
「…(絶句)!!パンツァーーー!!みんな逃げろーー!!」と一目散にみんなで逃げる、これがリアルな戦場ではないだろうか?この映画はその辺とてもリアルで、いいなあと思ってしまうのだ。

また第2話では
「スターリンのオルガン」と恐れられた多連装ロケット砲、カチューシャ(と思われる)の夜間砲撃のシーンがあり、文字通りドイツ兵は塹壕にこもってガタガタ震えることしかできないという素晴らしいシーンがあった。

その他、銃撃戦のシーンだが、惜しむらくはMP42のような連発式短機関銃がスガガガガガガガ…と超連射するのが気になって仕方ない(笑)。おれのように言う人は多いはずだ(笑)。空冷式なんだから!つまり発砲によってチョー熱くなった銃身を冷やすのは空気=つまり自然に任せているということなんで、そんな連射すると銃身が熱くなり過ぎて使い物にならなくなってしまうのである。水冷式はメチャクチャ連射できるが、銃身を水で冷やしているので専用のポットみたいなものを持ち運ばねばならない、というわけでクソ重いのである(笑)。だから神速の機動戦術を好むドイツ軍は軽い空冷式を好んだというわけだ。

まあしかし、明らかに劣勢に立たされた主人公たちが、
ギャーーー!!こっちくんなぁーー!!とMPを死ぬほど連射している姿というのは映画的には相当絵になるものなので(笑)、この際もういいんじゃないかと思う(笑)。連射自体は不可能ではなかったと思うし(笑)。

あと、また電信施設のシーンだが、
1943年夏の時点でソ連兵がパンツァーファウストをぶっ放してくるシーンがありましてね。最初見間違いかと思ったが、どうもマジらしい。アニキはそれで死にかかるわけなので、解明しないわけにはいかない(笑)。ザックリいうとパンツァーファウストは1943年夏にドイツ軍側で試作投入された対戦車兵器である。というわけなんで、ソ連軍がドイツ側から鹵獲したパンツァーファウストをドイツ兵に向かってぶっ放すというのはかなり珍妙な描写ではあるが、まああり得るのか…?と思うことが全くできないレベルではない(笑)。かなりおかしいとは思うが、ギレンの野望のように開発プランを奪取したのかもしれん(笑)。ほら、スパイ大国だし(笑)。というわけでかなり苦しいが、なんとか自分の脳をごまかしつつ楽しんでいただければと思う(笑)。

どうみてもパンツァーファウスト

(この点について、いーや!1943年7月の東部戦線でソ連兵がパンツァーファウストを使っていたという証拠がある!これを見ろ!という人!ぜひ一度ご連絡を 笑)

長くなってきたので戦闘シーンについてはこれぐらいにしておきたい(笑)。

②ホロコーストについて

東部戦線とホロコーストはきってもきれない。いいや、きれるよと言ってのけるオジサンが日本にもたいそう多いことはワタクシも承知しているが
、いいや、きれないよと言い返したいと思う。

この映画は東部戦線のドラマだが、ホロコーストに関してはしっかり描写されている。といっても強制収容所のシーンは一切ない。これは特に不満はない。強制収容所を描き出すとそれだけでドラマが終わってしまうからね。これはあくまで東部戦線の物語だから、戦場のシーンが多数を占めるのはかなり嬉しいともいえる。こういう映画だからこそ描けるものもある。主人公たちは好む好まざるに関わらず、ホロコーストを目撃し時には関与してしまうのだ。この辺のさじ加減はかなりリアルである。

ホロコーストの描写として特筆したいのは、ドイツ軍の占領地、特にソ連やベラルーシ、ウクライナと思われる地域でドイツ軍の恐怖政治が行われていたことにかなり時間をさいていることだ。

序盤はアインザッツグルッペ(移動抹殺隊)
の命令でウクライナのヒルフスポリツァイ(補助警察)がユダヤ人を棒切れでぶん殴っている様子が個人的名シーンである。

※親衛隊情報部SDの特殊部隊で、ユダヤ人や反独分子を探し出しては一人一人丁寧に銃殺していた。

ヒルフスポリツァイがウクライナ人だなんてどこにも書いてないんだけどね。よくみたら腕章がウクライナ国旗ソックリなのね。で、史実も現地警察の多くはウクライナ人であった、しばしばドイツ人よりも残虐だったと言われているので、おかしな描写ではない。それどころかかなり史実に近いといえる。だいたいこういうのは映画ではドイツ兵が自ら悪いことしてるものだが、ドイツ兵は付近で軽蔑と無関心の入り混じったような目で、ウクライナ人が手を汚すのを黙ってみていたことが多かったらしい。タバコふかしながら。
汚れ仕事は二等人種にやらせていたのだ。

国防軍はアインザッツグルッペの要請をうけて付近を封鎖したりトラックを貸したりしていたそうだ。何が何だかわからないけれど。とりあえず命令だし。そうやって国防軍もホロコーストに関与していたのである。時にはよく知らない現場の将兵が女子供が虐殺されるのをみてSSに毅然と立ち向かった、、そんな例も確かに報告されている。しかし全体から見るとそれは極めて少数の例外であった。



みんな大好き国防軍も、ホロコーストにはムチャクチャ関与していた。そしてホロコーストを支持していたのはドイツ国民も同じだった。この辺に異議がある人、興味がある人、ワタクシに苦情を送るのは
「ゴールドハーゲン論争」というものをちょいと勉強してからにしていただきたい。少なくともこの映画が「ゴールドハーゲン論争」を前提に描かれているのは確かだ。

そして、この映画が素晴らしいなあと思ってしまうのは、ポーランド人もユダ公が大嫌いだったということをちゃんと描いていることだ。それは後半ポーランドレジスタンスの目線で描かれる幾つかのシーンに象徴的に示されているのだが、これはドイツ人が作る映画としては、かなり勇気のいる表現ではなかったか。だが、この映画で描かれる通り、ユダヤ人はドイツ人にはもちろん、ヨーロッパ中で迫害されており、ナチから逃げ出そうと常に命の危険があった。これを理解せねば、なんでユダヤ人はみんなで逃げなかったのぉ?などという幼い質問が続出することとなる。

そういうわけなのだが、ホロコーストの描写に関して、おそらく最も醸成され、研究された映画といえるので、学校で教材にしてもいいんじゃないかと思える。「シンドラーのリスト」や「夜と霧」などと一緒にオススメしたい。

③ドラマとして

テレビドラマだから複数主人公がいて、それぞれの視点で戦争や独裁体制の異常さを描いているのはかなり高ポイント。様々な人がいて、それぞれがこのクソ戦争でひどい目にあった。辛かったのは皆同じだ。特にユダヤ人青年と歌手のお話は重要だ。銃後の話が中心になるので退屈な人もいるだろうが、ナチ政権の異様さがよく描かれている。ポーランドレジスタンスの話もエピソードが少ない中、貴重な映像化となっている。
ポーランドレジスタンスの隊長のかっこよさは特筆もので是非みて欲しい。



まあいろいろいるが、やはり一番の主人公は弟君ではないだろうか。最初から最後まで戦争なんかくだらね〜と思っていたはずなのに、彼の複雑な胸中は察するに余りある。長く従軍すればするほど手柄も増え、尊敬もされるが、同時に民の血で自らの手が汚れていく。たくさん殺したが誰一人救ってはいない。英雄だったつもりが、今や立派なクソだ。。
だが、弟くんはこのドラマで最も魅力的なキャラクターである。

<総評>


東部戦線がドラマ化される日が来ようとは、、ワタシもそんなことを夢見たこともあったが、こんなに早く実現されるとは、、誰も省みない地味かつ悲惨な部分であるし、それに歴史問題を考えればあまりにも難しいドラマ化だったのではないかと思うが、変な遠慮、気づかい等々あまりなく、
良質な"地獄"の映像化であった。スピルバーグの戦争ドラマと比べても遜色ない完成度の高さではないだろうか?

なにかの映画で「登場人物全員悪人」というキャッチがあった気がするが、この映画もそうだよな。登場人物全員悪人だ。生き残るためのしょうがない悪なのかもしれないが、、劇中最悪の後味を残したと思われる"保安本部の少佐"だが(この俳優は「イングロ」でゲッベルスをやっていた)、返り血を拭きもせず主人公に
「さっきは失礼した。ワタシもやりすぎたよ。でもユダヤの血は広範囲に飛び散る。だからこそ注意せねばならない」などと説教するのであるが、こんな見るからに悪党な人でも、もっと悪い奴が上にいて、命令をうけてやっているだけだったりするのだよね。

主人公兄弟も「総統による新たな形の戦争」に順応するため、手を汚さねばならない。逆らえば命はないわけで、
世界中が狂っていた、はっきりそう言える時代でもあったのだ。

ソ連軍も極悪である。後半野戦病院に殴り込んでくるシーンがあるのだが、もう見境なしの銃殺とレイプ、、言葉を失うほどの乱暴狼藉。。これは「ヒトラー最期の12日間」では描けなかった世界である。

極悪人を描いたからこそ善なる人物も描くことができた、、そう思えるシーンもあり、描写としてこちらの方がやはり一枚上手なのではないだろうか?

というわけでえらく長くなったが、そろそろ筆を起きたいと思う。やはり思うのは日本にはなぜこんな映画が作れないのか??である。戦争責任も何もまだ未解決の我が国に、こんな熟成されたテレビドラマは望むべくもないが、願わくばいつかはドイツのような戦争映画が作られて欲しいものである。




 

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