いのちの戦場 〜アルジェリア1959〜

いいわけがましい

女々しい度 100
マジメル度 100
イマイチ度 100
総合得点 60

2007年仏。ブノワ・マジメル主演。

ブノワ・マジメルと言えば
金持ってそうなおぼっちゃんイケメンなイメージを勝手に持っていたが、この映画ではまんまそのイメージで行って良いと思う(笑)。理想主義でボクりんだけは悪いことをせずともこの戦争を生き延びられると信じているアマちゃん将校として登場するのである。もうこれは鼻につく(笑)。いじめてやりたくなる感じなのだ。このマジメルのわざとらしい善人ブリが、アルジェリアの独立戦争に対する現在のフランスの見方なのであろうか。

実に言い訳がましいのである。

この映画はフランス軍の現地住民に対する過酷な暴行や拷問、虐殺行為を告発してはいるものの、
自分らの国をナチと変わらぬ外道の集団という風に描くことができないでいるのだ。そこまで真のワルだと認めるほどの勇気も思い切りもない。でも悪いことしちゃったのは事実だったと思うし、なんか〜ちょっと謝りたいんだけど〜でも向こうもこっちにひどいことしてきたっつうか〜。アラブゲリラのほうがどっちかって言うとひどかったって言うか〜なんか〜謝ってもいいんだけど〜まずはアラブの方が悪いと思うし〜あとナチも悪かったって言うかぁぁ〜〜〜といった調子なのだ(?)。もう無理矢理ドイツ軍が話に出てきて共通の敵として一致団結してみたりまた争ったりといった調子なのだよね。何言ってんだか意味不明ですよね(笑)。レビューの才能ないんじゃないかなおれ(笑)。今更気付いた(笑)。まあ観ればわかると思うんだよ。←まるなげ

アルジェリア紛争はフランス軍とアルジェリアのイスラム系武装組織との長きに渡る過酷なゲリラ戦だったわけなのだが、アラブ兵がまた悪いんだ。住民ぶっ殺しちゃうし。でもフランス軍も十分ワルで、ゲリラと民衆の区別がつかず見境なしに殺しまくってしまう。その過程で真面目な将校マジメル君も誤って民間人を殺してしまう。そうやってだんだんグれていくんだよ(笑)。この物語の運びの稚拙さには大爆笑です。
子供向けだよね。子供にもわかる流れということで案外初心者向けの戦争映画といえるかもしれません。

捕らえた捕虜は電気で拷問し、禁止されてるナパーム弾を使用したり、民間人だかゲリラだかもわからない人を尋問してやりすぎて殺しちゃったりしてしまう。でも徹頭徹尾言い訳がましく、何かしら理由をつけてくるのである。ただ残虐行為に及んだのではなくて、仕方のない理由があったんだと。この手の言い訳がましい演出にはあまり高い評価は与えられません(何様だ 笑)。

んで、何かやりすぎちゃった自分らの行いを反省して、電気ショックの拷問を自分にもやらせたり、主人公は撃たれて死んでしまったりする。反省してるんだよ、許してよ〜〜といった感じだ。これはフランス本国ではうけないのではないでしょうか(笑)。どうだか知りませんが。
興味もありません(笑)。

見所?はフランス軍がある村を襲って焼き討ちにするシーンです。ホラ。おれ虐殺シーンマニアだから。それさええげつなければ平気で総合得点90点以上行きますので。
でもこのシーンは不発です(笑)。見所というのは撤回します(笑)。村を襲うし焼き討ちにもするのだが、肝心の村人を殺すシーンは大胆にカット(笑)。そういう風にほのめかすのみで終わってしまいます。そんなえげつないことおれたちゃしてない!いや、したかもしれんが見たくな〜い見たくな〜いオロローンオロローン(泣き声)といった調子なのだ。これも女々しいですよね。むしろこの村を襲うシーンをじっくりねっとり撮って、一つのシーンから全体を推測させるようなやり方でも良かったのでは・・。(それじゃまんま炎628だよな)

というわけでことごとく期待はずれだったといわざるを得ませんな。フランス人は戦争映画作るの下手なんだね〜。日本人に言われちゃおしましいだ(笑)。

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