地雷を踏んだらさようなら

気持ちよく観れる映画

地味度 100
男のロマン度 100
感動度 100
総合得点 75
1999年、日本映画。浅野忠信主演である。
カンボジアの内戦に戦場カメラマンとして活躍した、一ノ瀬泰造の人生を描いた映画である。

これはかなりいい映画でした。日本映画ってやればできるんですよ。ウケネライの金儲け主義ヤローが跋扈している中、このようなきらりと光る映画もちゃんとあるのは嬉しいです。

一ノ瀬はカンボジアでクメールルージュがゲリラとして占拠しているアンコールワットという世界遺産の写真を撮ろうと執着しているのだが、ゲリラが撮影を許可してくれないので危険の中撮影を強行し、行方不明になってしまう。
一ノ瀬は善意でも反戦意識でもなく、やりたいからやる、という感じで理屈抜きの無鉄砲を重ねるのだが、その姿を浅野が魅力的に演じる。

本当の一ノ瀬がどんな人物だったかはよく知らないが、これは浅野忠信はまってましたね。かなりの好演です。一ノ瀬のカンボジアでの壮絶な生活は、なんのために?ということを考えると全く理解不能なのだが、何か心に訴えかれてくるものはある。しかし、何かメッセージを発信しているタイプの映画ではないと思います。はっきり言って観た感想ってのがあまりないですね。こういう人物がいて、こういう生き様だったのだ、と背中で語る映画だと思います。けっこうおもしろかったですよ。

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