>>戦争映画中央評議会

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神々のたそがれ

意味不明なアート映画

 

意味不明度

100

汚い映像度

100

戦争映画度

10

総合得点


2013年ロシア映画。

「神々の黄昏」とは、ヴァーグナーの重厚な楽劇である。

ヒトラーが死んだとき、この曲に続いて「国民の皆さん、、マイネフューラーは忠誠を誓った我々を残して云々・・・」と放送されたわけです。この時期にこんなタイトルのロシア映画、、、ストーリーを読むと「知識人狩りがどうのこうの・・」とゲシュタポいことが書いてある、、、これはひょっとして面白いのでは・・・などとヨんだわけですが、結論から申し上げますと破滅的大失敗に終わりました。もう競馬とかやめることにしました。どう考えても妄想しすぎました。

そもそも原題も「神様は大変」ぐらいの意味だし、どう考えても日本の配給会社の広告宣伝に敗れました。ベルリン陥落!最期まで抵抗せよ!ズコー

 

以下、映画館を出た直後のリアルな感想

 

 

↓↓

いやあ、、なんじゃこりゃ、、
はっきり言ってまったくわけわかんない映画だった。

舞台は800年遅れた地球そっくりの惑星。地球から30人学者が派遣されてきたらしい。何を調べるのか知らないが。そういうお話。SFなのか時代劇なのか。さっぱりわからない。それさえわからない。

惑星では、誰のかは知らないが、進化を拒否したいという意思が働いており、知識人や大学が襲われているという。襲っているのは"灰色隊"なるなんだかわからない何者かであり、映画を観てても、"灰色隊"がなんなのかさっぱりわからなかった。それらしきフリークスの集団みたいなのは登場するが、それがいったいどんな意思を持って、どんな指揮系統で動いてるのかとか、全然わからない。誰が部隊の指導者なのかも。そういうことは気にしてもしょうがないのか?メチャクチャ不親切。

主人公らしきオジさんがしょっちゅうどアップで画面に映るが、この人がなんなのかもよくわからない。神様なの?

彼と彼の周辺で交わされる会話も、全く中身なしで、真剣に字幕読んだけどさあ、、全然状況がわからない。

大衆迎合度はゼロ。ある人は商業主義の真反対に位置する映画だと言っていたけど、だったら金取るなよな。普通に1800円取られたし。その時点で商業主義であるし、もう少し観客のことを考えてくれてもいいんじゃないだろうか?三時間も意味不明で猥雑で汚くてグチャドロ泥まみれの白黒映像を観るのは正直かなり苦痛であった。

最初の30分で既に、これは大変なことになってしまった、、と絶望を感じた。そんな映画である。

これ結局なんだったんだ?
ネットにも批評文みたいなのかなり少なくてねえ、、批評のしようがないのかもしれん。おれも「わけがわからなかった」としか言いようがないもん。違う惑星というけど、古臭いロシア映画の雰囲気を踏襲してて、この映画からSF的なものを感じることはできない。

ここまでアレだと、知識人を虐殺するバイオレンス描写に期待してしまうのだが、全くなし。人を殺すシーンなんてあったかな、、ちょっとあったか?でも露骨なバイオレンス描写はなかった。

 

これは心底ガッカリした。期待したおれが悪いのだが、知識人狩りなんて言われちゃったら、ロシア映画だし迫真に満ちた映像が見れるかと思ったが、望むべくもなし。殺された後の死体の映像はけっこうあったが、殺すシーンはあったかなあ、、?なかったんじゃないか。

まあ、その色とりどり(?)な死体の映像はアートチックで美しい。この映画、全体的にいちいち天井から何かが吊るされててカメラの邪魔をするというストレスフルな演出が意図的に行われていたが、吊るされた人々のメタファーだったのか?そうでないなら単なる嫌がらせにしか思えない。

 

このキラキラしたのがなんなのかもよくわからない

 

もうここまでくると、どこに旨味を見出せばいいのかよくわからない。

泥まみれでポタポタしてて、やたらと湿気の強そうな小屋?の中でグダグダわけわかんないことをしてるだけで、これ何が面白いんだ?と思ってしまった。

しかし、その退廃的でわけわかんない世界だが、そのセットとか世界観の完成度は相当高く、美術的な面で言えばかなり高クオリティである。

まあ、う××とか内臓とか泥とか脂ぎったオッさんばかりどアップで映るもんだから、わけわかんないけど美しい映像だなーと逃避することさえできない。どこまでも観客に不親切なアチチュード。もうこれはこれでケチをつけるのもナンセンスなのか。

 

もうおれも諦めた。う××ばかり画面に映るし、おれもとりあえずう××に行こう。何が何だかわからんが、正体不明のエネルギーだけはどんぶりいっぱい盛り付けられた映画です。正気じゃ撮れねえよこりは。。

 

とりあえず、原作読む気は起きない。原作読めばいろいろ発見があって評価が逆転するのかもしれないが。とりあえずインテリ向け映画だと思う。頭の悪い人はお断りだ。頭のいい人は馬鹿なボクりんにこれがなんだったのか教えてください。。


 

 

 

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