樺太1945年夏 氷雪の門

むかつく反ソ映画

腹が立つ度 100
無策度 100
くそったれ度 100
総合得点 判定不能

あー・・ムカムカする映画だ。

何十年も前にソ連に圧力をかけられて公開停止に追い込まれた反ソ映画である。公開停止に追い込まれてお気の毒である。募る想いもあろう。だがこの映画は本当につまらない。

終戦直前になっていきなり宣戦布告してきたソ連。極東ソ連軍に蹂躙される樺太の姿を描いている。この映画は少し独特だ。

なにせ8月15日にポツダム宣言を受け入れてしまったために、樺太防衛の日本軍守備隊はまともに防衛することを禁止され、無抵抗なガンジー状態。その間にも国民は赤軍の無差別な虐殺を受ける。何もできずただみてるだけだ。こんなにストレスが溜まる展開はない。主人公の娘たちはみんな死んで終わりだ。

当時のソ連軍は大魔王スターリンがボスである。彼は対独戦争を終えると大急ぎで極東ソ連軍を再編成しなおして対日戦に間に合うようにせよと命令した。現場のソ連軍はそのボスの無茶ブリにおおいに苦労したらしい。しかしおかげで満州、樺太、北方4島と日露戦争で失った領土を奪い返すことに成功し、戦後もずっと北海道に睨みをきかせる事ができた。

それに対し、日本政府は日ソ中立条約のみを頼みにこのソ連にアメリカとの仲介まで頼もうとしていた。この無策ぶり・・。というより日本は国境付近のソ連軍が活発でいつ攻めてきてもおかしくないとちゃんとわかっていた。しかし何もしなかったのだ。

こんな有様だからもう日本はもうこんな目にあってもしょうがないわ・・。ベルリンを蹂躙されたドイツ人がどんな目にあったか、眼前にしていたはずなのに。頭にくるぐらい無能である。

映画としてのできだが。。
戦闘シーンはほぼなしだしストレスは溜まるし退屈な映画である。娯楽度一切なし。ソ連の愛国映画に勝るとも劣らないプロパガンダ映像である。わざわざ金出して観る必要は一切ないと断言する。樺太の悲劇を知りたいならウィキペディアでも観てれば十分でしょ。今更すぎるよ。ソ連軍が人道無視の極悪集団だったなんてネットしてれば小学生でも知っておるわい。それにこの映画を本当に観て欲しいならあんな高値でDVD販売してないで安くしろよな・・。

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