ライフイズビューティフル

普通にいい話

希望度 100
悲惨度 70
ドイツ軍悪度 30
総合得点 70

 これは良かった。この世で最も悲しいコメディです。話のテンポは速すぎず遅すぎず、コメディをまじえて楽しみながら見ることのできる数少ないナチスのホロコースト映画です。絶望の時代だからこそ希望を持って楽しく描く姿勢はかなり感情移入できました。

イタリア野郎らしい陽気でテンションの高い楽しげな作品なのですが、話の内容は非常に非常に暗いです。

親子で絶滅収容所に入れられ、強制労働に駆り出される主人公。息子はまだ小さな小さな右も左もわからないガキんちょです。親父は息子に「これはゲームだ  1000点ポイントをかせぐゲームだ ゲームに勝てば戦車がもらえる ポイントを稼ぐためにはおやつを欲しがったり泣いたりしちゃいけない ママに会いたがってもいけない いい子にしてればきっと本物の戦車をもらえる」と嘘をつきます。無垢な子供はこれを信じ込み、親父はこの嘘を演じ続けます。

どんなに辛くても笑顔を絶やさず子供に楽しげに話しかける姿はかなり感動します。

ラストで親父は別の棟に入れられている妻を助けに行く途中でドイツ兵に見つかり、あっさり殺されます。

最期の最期まで子供に笑いかけ、ウインクをするシーンは映画史上屈指の名シーンです。最期まで家族を愛し、子供をだまし通した父親に拍手!後息子役の子役は犯罪的に演技がうまく、かわいいです。「マンマ〜」とか言ってかわいいです。

・・・ま、はっきり言って非常にうそ臭い話ですが・・もう少しリアルにできたらよかったかな。

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