ミッドウェイ

いいとは思うんだが・・

勉強度 100
ダラダラ度 90
誤訳度 100
総合得点 70

76年米。

日本人にとっては正視するのがツラいミッドウェイ海戦におけるアメリカの大勝利を描いた映画である。けっこういいかなあとも思うんだがね。日本人が英語を喋るのも、中国人が下手な日本語でわめくよりはマシかなあと思ったしですね。いかにして優勢な戦力を持ちながら、南雲機動部隊があれほどの惨敗を喫したのか、丁寧に描いておる。そこまでイケイケアメリカゴーゴーな映画ではない。米空母ヨークタウンが撃沈されるサマなどもきっちり描いているので、けっこう平等に描いていると思う。日本人がはなっから英語なので、滑稽な描写もないしけっこう安心して観れます。もうこれからハリウッドも下手に日本語喋らせるよりは英語喋らせてよ。おれは吹き替えを観るから。

だが、この映画本編とは別のところで問題の多い映画である。おれの観たDVDが悪いのかもしれんが、誤訳が非常に多いのである。空母「蒼龍」を「曽柳」とやっちゃったり、機動部隊のことを海兵隊と呼んじゃったり、水兵を水平とやっちゃったり、どうなっとるんだと襟首掴んで詰め寄りたい気分である。

あとね。米兵と日本女性の悲恋をサイドストーリーとして、または伏線として入れているにもかかわらず、何にも解決せず「飛龍」を大破してそのまま映画は終わっちゃう。これは普通にカットするべきだろう。いらん。
トラトラトラの戦闘シーンを流用しているのも悪い。あと明らかに特攻隊が空母に突入する映像を、ミッドウェイ海戦として使うのも良くないぞ。やってることはヤコペッティ並みだ。

また、いかにして日本の空母を見つけるかということに焦点を絞っているし、戦闘シーンも少ないので、一般の方が観れば心地よい眠りにいざなわれるだろう。

まーしかし、ミッドウェイ海戦で、日本側の偵察機の故障や無線の不具合があり、それに対して米航空隊搭乗員の地道で綿密な索敵活動が勝敗を決したんだという風に描かれています

戻る