プレデター

愛しています

カッコいい度 100
渋い度 100
残虐度 100
総合得点 100



昔っから重武装の何かに憧れる傾向が自分にはあって、それが今の特殊部隊好きにも通じている気がするのだ。ガンダムで言えば
ケンプファーが好きだし特殊部隊ならSASが好き。武装親衛隊の冬季武装など魂の芯からグッと来る。
そんな重武装好きの自分のルーツをたどっていくと、とある映画にぶち当たる。それがプレデターだ。当時ダッチ・シェイファー(シュワルツェネッガー)率いるコマンドー部隊と正体不明の異星人が南米のジャングルで全身全霊殺しあっている姿に心底うっとりしたものだ。

光学迷彩というものもはじめてみたし、手首からジャギッ!と飛び出すリストブレードのクールさにはやられたものだ。肩についてるプラズマキャノンとか。両手を拘束されない無駄のないデザインが大変クールである。
しかし同時にこの映画はおれに強烈なトラウマを植え付けた映画でもある。はじめてみたのは小学生のころだったか。逆さにつるされた全身の生皮をはがされた人間の死体の映像は、小学生に恐怖の記憶を植え付けるに十分だった。これ以降ホラー映画は観ないように気をつけるという大変健全な時期が数年続くのであった。

プレデターは1種類の光しか見えないという露骨な弱点があるので光学迷彩で姿を隠し実に注意深く長時間にわたって相手を観察している。パート1の本作ではシェイファー率いるコマンドがゲリラの基地を襲撃して皆殺しにするシーンをじっくり観察している。サーモグラフィーみたいな映像でそれを表現し、観客は何か腑に落ちない居心地の悪さを感じさせられる。

そして不意に正体不明の存在が攻撃を開始する。コマンドー部隊は最初何が起こっているのかわからないわけだがそこは数々の死線を潜り抜けてきた勇者たちだ。すぐになんらからのゲリラとは異なる危険な存在に狙われていることを知る。とまあこのコマンドー部隊がかっこいいんだよね。この部隊を主役に映画が1本撮れるんじゃないかと思うほどキャラクターが濃くて素晴らしい。シュワルツェネッガーが出たらシュワルツェネッガー以外のキャラはかすんでしまうものだが、ビリーだのマックだのアポロだのキャラが濃すぎて素晴らしい。

おれが最も大好きなのは↓のシーンだ。


首根っこつかまれてリストブレードでぐさっとやられたらもう終わりでしょ、ってところだが、ここで何を思ったかマスクを脱いでブレードも使わず殴りあうのだ。まあプレデターの最大の弱点のひとつはこの騎士道精神で、素手の相手にあわせて素手で戦っちゃう。そこが突破口になり主人公たちはプレデターに勝利することができるわけだが・・。シリーズを通した伝統ですな。非戦闘員を殺さないという誇り高き姿も既にこの一作目で確立されているし。

強く賢くクールで、でかくて速い。おまけに騎士道精神も持ち合わせている。やばくなったら核で自爆する。
みんなから素顔が醜い醜いと言われるがそんなことはねえ!素顔はめっちゃかわいいと断言する!!マスクをしてると大変知的でクールだが、マスクを外すとディズニーかと見紛うばかりに可愛いのだ。愛さずにいられるか!!

重武装の系譜というところで言えば、次作のパート2の方が色々言いたいこともある上に思い出もたっぷりなのだが、今回は奇跡の傑作、パート1の紹介でした。


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