プレデター2

これも愛しています

カッコいい度 100
渋い度 100
残虐度 100
総合得点 100



思い出補正がかかっているので客観的な評価は一体どうなのかはおれにももはやわからん。

プレデター1をみて、プレデターのかっこよさにしびれてみたものの、生皮はがされて吊るされた死体の映像にトラウマを植えつけられた幼き日のおれ。プレデターは観たいが生皮は観たくない。そんな葛藤に悩まされているとまたテレビでプレデター2をやるというではないか。おれはかなりびくびくしながらこれを観た覚えがある。時にして10歳。まだおれはホラー映画が嫌いな普通のガキンチョだった。

結論から言えばこれにも生皮は出てくるし心臓がえぐられるわ生首あり串刺しありとけっこうな暴力メニューだったが、今思えばそれが時勢だったのだな。まだテレビで17時から北斗の拳の再放送を毎日やっている、そんな時代であった。見苦しいものは徹底して写さない。それが今のご時勢なら、当時は暴力と流血が娯楽の一部として生活に溶け込んでいた。そんな幸福な時代であった。

にも関わらずおれは1作目ほどの衝撃を受けなかった。あれからもう少し年をとっていたしこの作品は1作目ほど殺るか殺られるかのハードボイルドさや緊張感は影を潜めているからだ。
けっこうプレデターのキャラクター性を前面に押し出した作りになっているし、麻薬マフィアを皆殺しにしたりキャンデー食べる?の子供を殺さなかったり妊娠している女性を見逃したり、なんだいい奴じゃないのと思ったからである。やはりシュワルツェネッガーと空手で殴りあった正々堂々とした怪物の姿はここでも健在であった。

しかし、前作がわりと無駄のない軽装備のプレデターであったのに対し、今回はかなりの重武装で
スピアーディスクなど数々の追加武装が施されており、そのかっこよさに改めてしびれなおすのであった。主役の黒人、ダニー・グローバーもかなりいい感じで2作目の雰囲気にマッチしているのでいいと思う。1作目のゲリラ戦マニアをうならせるようなぶっきらぼうで女子供を寄せ付けないソリッドな作りを期待するとイマイチなのかもしれないが、これはこれでプレデターの世界観を語る上で外せない良作になったと個人的に思う。

プレデターは戦いの熱気に引き寄せられて現れる。カンボジア、硫黄島・・1715年にも一度来襲したという伏線もラストで張られるのだ。おれは兄とこれを見ながら「3」は絶対1715年が舞台なんだぜ〜と語らったのを覚えている。しかしその期待は裏切られ20年もの長きに渡って続編が作られることはなかった。今からでもかまわないから続編をじゃんじゃん作ってシリーズ化してほしい!という思いを捨てきれない。そんな思い入れのある思い出の映画がこのパート2なのである。

個人的にカンボジア編と硫黄島編はおれが死ぬまでに絶対作って欲しい!絶対名作になるぜ!!


絶対かわいいって。この安らかな寝顔。

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