プラトーン

オリヴァー・ストーン好きなんで。。

衝撃度 100
密林度 100
恐ろしい度 100
総合得点 80

名門大学のエリートが、ベトナム戦争で徴兵されていく人々が貧しい階級の人ばかりなのに憤って、自ら大学をやめて志願する。しかし前線は甘くなかった。地獄だった・・。

86年米。

鬼のような上官の下で、無辜の民を殺し当然のように少女を犯そうとする部隊の仲間たちを見て、主役は少しずつ戦争の鬼になっていくのである。
 

戦闘シーン等は凡庸だが、アメリカ軍による、ベトナム人の虐殺をきっちり描いたのは偉いと思う。
韓国軍も相当やったらしいが、そんな映画韓国では100年かかってもできないだろう。

流石に「セイヴィア」を作ったオリヴァー・ストーンである。

後半のストーリーは部隊内の諍いについて語られているが、戦場の兵士のリアルな演技には一見の価値がある映画である。
皆、普段は陽気でいい奴なのだ。しかし戦場では容赦なく殺し犯し焼き払う。これが人間の本性なのか、はたまた狂ってるだけのイレギュラーなのか?
問いかけてくる映画である。

ラストは自らも上官を戦場のどさくさにまぎれて殺す。この上官は殺されても仕方がないような奴なのだが、明らかに犯罪である。しかしこいつを殺さなければ彼も死んでいただろう。
戦場とは「戦争犯罪」をやらなければ生き残れない場所なのではないか。国際法もクソもあったもんではないのである。

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