>>戦争映画中央評議会

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戦場の黙示録

最低




ゴミ度

100

ハッタリ度

100

早送り度

100

総合得点

0


ひさびさに0点つけるわこれ。。つまんね~~。。。
稀にみるほどの駄作だ。。
2008年のチェコスロバキア映画。

アフリカ戦線で戦う(?)チェコ義勇軍のお話。原題はアフリカ戦線激戦地の「TOBRUK」。にもかかわらず、激しい戦闘シーンは一切望めず、まったくもって素人くさい戦争映画だ。



華々しい原題+邦題にも関わらず、これは素人みたいなチェコ軍とイタ公の局地戦がわずかに描かれるのみ。例によってロンメルのアフリカ軍団は全く出てこない上に、ドイツ兵さえ影も形もない。しかもイタリア軍でさえ、、後述する。

前半はユダヤ人を含めた新兵がアフリカ戦線はるか後方の訓練キャンプに着任するところから始まる。もうここうで既に胃がもたれてくる。訓練シーンはいいよもう。。どの国でも訓練シーンはほぼ同じ。わかりきった流れであるから、もういいと思ってしまう。で、おなじみでありがちなんだが、兵隊が飯食ったり非番で酒飲んだり、「あ~ヤりて~」とかくっちゃべってんの。。ありがちでしょ?どの国もそうだよねこういうの。あえてやらなくてもいいよ。。

やっぱりこう考えると「フルメタルジャケット」は怪作だったな~と認識をあらたにした。。あれはベッドで寝てるシーンでさえ直立不動だったもんな、、兵隊たち。猥談なんかしてなかったもん。実際どうかなんて知らないけど、あっちの方が妖気を放っていたのは確かだ。

この映画、全然見所なしの訓練・生活場面が前半実に1時間近くも続き、もうどうしようもなくなったおれは早送りした。仕事後観てるんだから疲れてるんだぜおれは!そんなわけでクソである。

で、やっと前線に派遣されたグダグダチェコ軍だが、やっとイタ公の砲撃がはじまってくれた。ドカーンドカーンと景気はいいが、リアリティはゼロ。ただ砲煙が上がっているだけ。どこから撃ってるのかとか確認しようとする者もいなければ、偵察に飛行機が飛んだりもないし、砲撃からさけようと退避しようとする者もいなければ、現場指揮官みたいな命令を飛ばす人もいない(いたか?影が薄すぎる)。

チェコ軍はただ穴の影で震えているだけである。もうどう考えてもこんな有様では白兵戦なんかするまでもなく、この部隊は全滅だ。イタ公の砲撃はこの陣地を完全に射程におさめているようだし、着弾地点を観測しながら照準を微調整するだけでほぼ殲滅できるはずだ。しかしイタ公はある程度撃ちまくったらはるか遠くから「わー」とか言いながら白兵突撃してくる。誰も引き金をひこうとさえせず、ただわーと走ってるだけ。遮蔽物もないクリアな視界の中、わーとただ走ってくるイタ公のシュールさは言葉もない。これをチェコ軍は機関銃で撃つだけ。わーと逃げていくイタ公であった。こんな戦争ならおれでも行きたいぜ。生きて帰ってこれる自信あるわぃ。

まあチェコ軍と言ってもカメラに映ってるのはほんの4人ぐらい。滅茶苦茶こじんまりしている。しかもその後やっぱり砲撃で部隊は霧散させられ、はぐれた兵隊が部隊に戻るなんてシーンがまたダラダラと続けられる。あ~暑いよ~水がないよ~などと言いながら放浪。そこまで大した目にも合わず自軍のトラックに見つけてもらい原隊復帰。もういいだろう。つまんねえよこれ、、

久しぶりの超酷評だ。後半はほぼ早送りしていたので、なんにもわからない。でも大した展開はないまま終わったのは確かだ。

とにかくこの映画は敵をいい加減に描きすぎである。イタ公が弱かったのは確かだが、この映画で描かれるほどアホではなかったのは確かだろう。ナチスのドイツと、ファシズムのイタリア、日本は適当に雑魚に描いていいやろ?悪なんだし。という部分に甘えすぎである!こないだ観た「ドニエプル攻防決戦1941」もナポレオン時代みたいなトボトボ徒歩で、撃たれまくってるのにただひらけた平原を歩くだけの超ドあほなドイツ軍が確認できたが、もういつになったらこんな適当な表現がなくなるのか。

いい戦争映画は敵もきっちり描いているのは言うまでもない。敵の描写も研究してしっかり再現するからこそリアリティも生まれる。こんな映画21世紀にもなって作っているようじゃ文化の程度が知れるぞチェコよ、、、チェコ軍の描写にしても猥談とユダヤ人差別ばかりでとても敬意があるようには見えない。「この映画をチェコ義勇軍に捧げる」ってこんなもん捧げるな!ご先祖様が草葉の陰で泣いておるぞ、、、



 

 

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