戦火の馬

スピルバーグなのにぃ!

感動度 20
お決まり度 100
生ぬるい度 100
総合得点 30

スピルバーグの放つ戦争映画と言えば期待せざるを得ないところだが、これははっきりスカでしたでごんす。非常にガキ向けに作られており、ハナから本気志向で作られてないのは観れば明らかである。

これは戦争云々よりも馬をめぐる数奇な人間ドラマと言った趣の感動作で、
血と悲鳴と銃声と飛び出した臓物を味わいたい方には向かない映画である。

ストーリーは…説明するのが面倒なので割愛する…。他サイトでご確認ください。要は可愛がってた馬が戦地に行っちゃって少年涙目(笑)。馬は軍馬として騎兵部隊に連れてかれるが、最初はイギリス騎兵、その後ドイツ軍に鹵獲されて大砲をひかされたりする。軍とはぐれてフランスの小娘に飼われたりもする。でも結局少年の手に帰ってくるというなんの驚きも感動もないありふれたお話だ。
「どうせ巡り巡って最初のガキのとこに戻ってくるんだろぉ〜?」などと結末は誰が観ても予想がつく。憤る以外どうすりゃいいんってんだよ…。つまんね〜。

戦闘シーンはそれなりに派手だが、イマイチ。第一次欧州大戦当時のドイツ軍の兵器などいっぱい出てきて、スピルバーグらしいそれなりのこだわりが感じられるところもあるのだが、やはりそこまで。戦争映画で最も必要と思われる
「あちゃこんなところには絶対行きたくないズラ」と思っちゃうようなウンザリした厭戦気分が感じられない。全くないわけじゃないがかなり中途半端で、やろうと思えは、死ぬほどその辺やれるはずなのに敢えて封じている感じが口惜しい。ガキ向けの戦争映画なんて何故作る必要があったのか知らんが、戦争映画ファンは到底満足できないようになってる。家族で穏やかに戦争映画を観たいというなら、文字通りガキ向けなので選んでも良いだろう。 地上波でも放映できそうなぐらいつまんない戦争映画だ。

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