宣戦布告

邦画はこんなもんだろ

社会に貢献度 100
やられっぱなし度 100
悲しくなってくる度 100
総合得点 65

 これはまあまあです。日本の映画で、今現在の日本の危機に対するifのシナリオを提唱した意欲作です。危機とはすなわち北朝鮮のことです。この映画の中では「北東民主共和国」と称されています。映画のなかでは通称「キタ」なので違和感はないと思います。

ストーリーは、ある日、ツルガに座礁したキタの潜水艦が見つかり、乗組員が日本本土に上陸してしまったため、付近を封鎖し、捕らえようとするのですが、相手はキタの完全武装した錬度の高い特殊部隊。警察では手に負えず、民間人の死者も出てしまったため、遂に自衛隊を出動させる・・・という話。現実さながらではないですか。しかし、あくまで日本政府は憲法の範囲内で処理しようとするため、発砲するにも許可、手榴弾の使用にも許可、攻撃ヘリの出動にも許可、がいるわけです。これはかなり現実的かつよくできた話なので、ほんとに興味深く見ることができました。

まあ映画の中では、キタの特殊部隊員はもうめちゃくちゃ強くて、「なんじゃこりゃあ?」という感じではあります。スティーブンセガールの集団のようなもので、現実のキタの特殊部隊がこんなに強いとは思えません。映画「シュリ」のような滅茶苦茶な訓練ほんとにやってるんでしょうか?しかもアクションに関してですが、すごい迫力です。銃撃戦は実弾を使ってるのかと思うほど迫力がありました。日本の映画としては異色ではないでしょうか。俳優の動きも本物の軍人のようにすばやく無駄がない・・・ように見えます。時代劇の殺陣のようにしょぼくありません。多分、陸上自衛隊が撮影に前面協力してると思います。とにかくこの映画は話もおもしろく、アクションだけ見ても数は多くありませんがかっちょいいシーンがありますし、現在の日本に課題をも残す100点満点の映画です。ちょっと褒めすぎましたな。

あくまで邦画にしてはがんばったね、というレベルです。

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