ソルジャーブルー

インディアンの大虐殺を描いた映画

虐殺度 100
強姦度 100
古い度 100
総合得点 75



1970年のアメリカ映画。サンドクリークの大虐殺というアメリカ騎兵隊によるインディアン襲撃事件を題材にしている。殺されたインディアンの大部分は女、子供などの非戦闘員であったといわれ、アメリカ史上最低の犯罪といわれている。ソルジャーブルーは騎兵隊の制服が青いことにちなむ。前半騎兵隊がインディアンに襲撃を受け、全滅するシーンが描かれる。生き残ったのはインディアンと一緒に生活してたことがある女性と、インディアンに父親を殺された兵隊の2人だけ。とても対照的な2人だ。インディアンを思いっきりヘイトしている兵隊と、インディアンを好意的に捉えている女性・・
映画は2人のディスカッションが大半を占める。しかし青年は女性に心惹かれていき、インディアンにも理解の感情が芽生え始めるが・・

映画後半はそのサンドクリークの大虐殺。
アングロサクソンの残虐性をたっぷり堪能できる容赦ない殺戮シーンとなっている。映画全体の雰囲気は決して暗いものではなく、むしろ牧歌的で西部劇に通じる明るさがあるんだが、この後半の虐殺シーンだけは信じられないぐらいえげつない。いきなり違う映画になってしまったかのよう。この衝撃度はすごい。

白旗掲げて降伏するインディアンに容赦なく砲爆撃を開始する騎兵隊。米軍がこのころから無差別砲撃が好きだったことがわかる(笑)。騎兵隊はインディアン集落に突入し、文字通りの殲滅作戦を行う。女も子供も皆殺し。テントに火を放ち逃げ出てきた子供たちを蹄にかけ、容赦なく首を刎ね、女をよってたかって強姦し乳房をナイフで切り取るシーンは非常に有名。



幼女の首を刎ねる

女は犯す

おっぱい切り取っちゃう。イター


幼女の足を切断して逃げる姿をみて一服

インディアンの四肢や生首を高々と掲げ、雄たけびを上げる騎兵隊は人食い土人そのもの・・。すげえなこりゃ・・。これはベトナム戦争の厭戦気分が最高潮なころに作られた映画。アメリカのベトナムでの虐殺を風刺するために撮られた映画だそうだ。ラストは無数のインディアンの墓を映しながら無音のスタッフロール・・

これは相当重い。中盤まで普通にストーリーが進むのでなおさらラストがシドく感じられる。よくここまで自国の戦争犯罪を告発できるよなあ・・偉いよなアメリカは。ただただ重いものが残る暗い映画である。惜しむらくは演出面でやはり古すぎるということ。特撮はやはり時代相応だし、蛍光塗料のように真っ赤な血はリアリティに乏しい。リメイクしてもらえれば期待できそうな映画ではあるが・・。過去の名作ということで観ておくのは悪くないだろう。でもお勧めはしない。


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