ティアーズオブザサン

特殊部隊映画の決定版?

特殊部隊度 100
愛国度 100
いい話度 100
総合得点 75

これはおもしろいですよ。米海軍特殊部隊ネイヴィーシールズが暴れまくる特殊部隊ファンには垂涎ものの戦争映画です。

しかし興行的にはどうだったのかね?あまり売れたとも聞かないが・・ブルース・ウィリスが出ると映画がこけも受けもしないというのは本当なんでしょうか?微妙な役者だもんな。

ストーリーはナイジェリアの内戦に巻き込まれたアメリカ人を救出するためにシールズが潜入して救出するという簡単なものだ。別にナイジェリアの内戦に詳しくなくても大丈夫でしょう。

救出するアメリカ人は、美人の気の強そうな女医です。これがほんとに見た目どおりのキャラクターでねえ。わがままし放題でオラだんだん腹立ってきたぞ!

まず、関係ない身近な黒人も助けろとごねる。急げというのにもっと休ませろとごねる。敵に一人で見つかってやばい目にあう。助けてくれたシールズ隊員に唾を浴びせかけるとまあ、一体どいつが悪役なのかと悲しくなってくるほどである。おまけにシールズの人たちも命令だからこの女医を見捨てることもできない。腫れ物を触るかのように紳士的に扱うもんだから、この女の子もワガママさらにエスカレートさせてとんでもないことになってしまう。この辺はもとサービス業従事のサラリーマンとしては、どんな下種な客にも最敬礼を、と上から仕込まれた日々を思い出し、心底同情してしまうのである。人が下手に出てりゃあ付け上がりやがって!!てめえ表に出やがれ!とおれがウィリスの代わりに言ってやりたい!(ナイジェリアまで行って)

だが色々ありまして、映画開始30分で救出へリに乗ってミッション終了。もう映画も終わっちまうじゃん!とうろたえ始めたところで、そこは民主主義アメリカ、ウィリスが眼下に広がる死体の山を見て情にほだされ、戻って置き去りにした黒人たちを救うことにするのだ。いい話ですね!

で、国境まで歩いて逃げようとするが、黒人の中に敵のスパイがいて、300人ぐらいの部隊がすごい勢いで追ってきます。ああやばい!捕まっちゃうよ!とまたしてもうろたえ始めたところで、虐殺の現場を目撃し、村人を殺しまくっている民兵をやっつける。ナイジェリアの紛争の恐ろしさをここで観客に見せ付けるのだ。かなりこのシーンは残酷で良かったぞ!もう少しアップできっちり撮ってほしかったが。。なんせ黒人が黒いもんだから暗い場所ではほとんど何やってんのかさっぱりわからないのがつらい。まーそんなことより話を進めよう。

敵部隊が密林の中を的確に追ってくるのを変に思ったウィリス、味方にスパイがいるとようやく気づく、そこで持ち物検査をすると逃げる黒人が。これを即座に発砲すると案の定、敵に居場所を教える発信機が出てきた。女医は撃たれた黒人を観て「友達になんてことすんの!」と怒り狂う。おまえ何なんだよ、空気読めよ、と北斗の拳の1話で登場するジードの部下調に「おお?!こらあ!」とナイジェリアまで駆けつけて詰め寄りたい気分をグッとこらえて観ていますと、どうやら味方の黒人の中に殺された大統領の息子がいるらしい!女医も知ってて隠していたのだ!こいつ真剣に信用できねえ!

とおれの怒りメーターが今にも振り切れようとしていた時に、民兵の待ち伏せ攻撃が始まり、シールズたちは一転窮地に陥ってしまう。ガンガン被弾し、誰の目にもシールズの全滅は明らかだったが、そこはアメリカ。あらかじめ救助を要請していた空母から戦闘機が飛んできて爆撃。300人いた敵部隊を一瞬で殲滅してしまう。でエンドロール。

いきなりナイジェリアを爆撃して問題ないのかとか、本当に大統領の息子を助けたのぉ?とかそんな野暮なことを行ってはいけません。こうしないと映画が30分で終わっちゃうとこだったので危ないところだったのです。シールズの戦闘場面が見れて満足だった!あんなに被弾しても死なないなんてすごい!よっぽど強力なボディアーマーなんだね!(嫌味じゃないよ)

ウィリスが命令違反を犯してまで黒人を助けた理由も、ナイジェリアの紛争のひどさと黒人差別の歴史を匂わせて提示してましたね。まー別にいい話ということでいいんじゃないでしょうか。だって30分で終わられても困るでしょ?モニカ・ベルッチは最悪だったけどな!(でもあのオッパイはサイコーだ)



ネイヴィーシールズはイギリスのSASと並んで世界最強の特殊部隊と言われてます カッコいいなあ

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