ウィンターウォー

フィンランドの愛国映画


悲惨度 80
寒い度 80
愛国度 100
総合得点 60

フィンランドの冬戦争を描いた映画です。

第二次大戦勃発直後、スターリンが支配するソビエト連邦がフィンランドに領土割譲を要求し、大軍を持って侵攻、これに対し、小国たるフィンランドは真っ向から対抗し、多大な犠牲を出しながらも独立を維持する。たった15万のフィンランド軍が、900万ともいわれるソビエト人民軍を追い払うのである。

と言っても戦う前に要求された領土よりもたくさんの領土を失ってしまったそうで、数万人の犠牲者をだすのだが・・戦後も独立は維持される。

さて、映画の評価だけど、フィンランドの若者が赤軍侵攻の報を聞いて動員されるところから丁寧に始まるので、戦争シーンに到達するまでが非常に非常に長い。これは長すぎるであろう。「ディアハンター」も真っ青である。

家族との別れだの武器配るシーンだの
眠たいカットの連続で思わず早送りを余儀なくされる。

しかし戦闘シーンはいざ始まると非常に長くボリュームたっぷり。古い映画なんで迫力不足といえばそうなんだが、ただ眠いだけの映画ではなかったけど。

戦闘は徐々に追い詰められ、弾薬食料不足で泥まみれになり戦友もばたばたと死んでいくのだが、いつのまにかぷつりと終わり、「独立は保たれた・・」みたいなテロップが・・。う〜む。。

もう少しがんばってほしかったな・・。
あと印象に残ってるシーンもあまりないですな。

感情に訴えかけるタイプの愛国映画なのだが、古い北欧の映画と言うことで描写は淡々としている。派手な音楽で盛り上げると言うわけでもないので、日本人には中途半端に感じてしまう。

ま〜極寒の戦場で繰り広げられる地獄と言うことで、ドイツ版スターリングラードを思い出させられる感じではある。あと、ソ連軍が悪一辺倒で、描写の底が浅すぎる。フィンランドの愛国映画だからしょうがないのだろうか。。みんなロシアが嫌いなんだな〜。

戻る