ゼロタウン 〜始まりの地〜

退屈である

退屈度 100
意味わからない度 100
残虐度 0
総合得点 15

イスラエル映画

とりあえずタイトルがなにを意味するのかちょっとよくわからない作品だ。

1982年のレバノン首都ベイルートにおいて撃墜されたイスラエル空軍パイロットが、パレスチナ難民キャンプにおいて捕虜となる。しかし監視役の少年はある理由から国境をこえたいと考え、捕虜を逃がし、道中を共にすることになる。反目しつつも徐々に友情を育む二人の姿が見どころ。

既視感のある話である。「ターミネーター2」のようでもあるし「レオン」のようでもある。同じ戦争映画で、というなら「コーカサスの虜」が非常によく似た構成の映画と言える。あちらの方が話が地味だが、生々しく、衝撃度も高かったが、、

この映画で少年が国境をこえたいと願う理由がいささか、宗教的というか観念的なもので、日本人の宗教観では理解しがたいものがある。イスラエル空軍のパイロットとしては逃がしてくれればなんでもよかっただろうが。

ロードムービーと化す中盤以降も大変地味で、もう少しスリルのあるアクションを絡めれば退屈しなかったのではないかと思うが、そうすると途端に嘘くさくなるものなのかもしれない。まあ、というわけで少々退屈な映画であると思う。

ラストもそりゃそうなるよな、という感じの驚きも感動もドラマもないオチです。現実はそういうものかもしれないが、映画的な見所を作ってもらえたら良かったのになあと思ってしまいます。

戻る