地獄巡礼 ヒトラーの山荘  Dokumentation Obersalzberg

2013年7月、ドイツ南部ベルヒテスガーデンにあるヒトラーの山荘を訪れました。
ケールシュタイン山ふもとに「Dokumentation Obersalzberg」という博物館があります。
入場料3ユーロ。この手の博物館で有料なのは珍しいと言えます。
ヒトラーの山荘はこちら


中に入るといきなり強烈な写真です。凍死した民間人、下はベルゲン・ベルゼン収容所の有名な死体の山、、
いつ見ても恐ろしい写真です。


ドイツ人の熱狂をよそに、人々は地獄へ送られていきました。




最初はしょぼくれた博物館かな、と舐めていたのですが・・。


なかなかみかけない珍しい写真が多い上に・・


かなり広い!


左端の親衛隊員はヘルマン・フェーゲライン。エヴァ・ブラウンの妹と結婚し《総統》と親戚同様に・・・
二人の結婚式は山荘で行われたのです。


「モレク神」でおなじみの円卓です。あの映画はここで飯を食うヒトラーやボルマンの姿を見ることができます。


山荘の周辺には重臣たちの別荘をはじめ、親衛隊の兵舎もありました。山荘周辺は要塞化されていたのです。


悪のエリートたちの簡単なプロフが展示されています。
左から《総統》、《ライヒスフューラー》、ゲッベルスにハイドリヒ・・ボルマンやゲーリングもありました。


これは国民受信機です。近隣の電波しか受信できず、外国の電波を拾うことはなかった。
ナチはこれを一家に一台購入させ、常に党大会や党員の演説を放送した。精神の死。
実物をみるのは初めてです。。これは興奮しました。


洗脳の結果国民は戦争へ・・遮二無二突き進んでゆく。


景色がきれいだな~で帰ろうだなんてそうはいかない。勉強してってもらうぜあんちゃんよう。
そんな感じがする。。


ナチス国家を語るとき、親衛隊の組織図は避けて通れない。無論上にいるこの人物も。


《ゲシュタポ》は左の2人が手を結んだことから発展した組織です。
そして右端の異常に鼻の高いナスビ野郎が異常に巨大化させました。


恥ずかしながら見たことない写真が多かったです。これは巨大なカラーパネルで相当に状態が良い。
右胸につけている黄色い星は彼がユダヤ人であることを示している。後ろで不敵に微笑む人物は・・・


展示は”Racial Policy”へ。人種政策。


ここは第三帝国博物館といった風情でした。
ベルリンのゲシュタポ本部跡地がRSHAと親衛隊に特化していたことを思えば、ここは全体的に広く浅く網羅している感じ。
とても見ごたえがあります。


またまた状態の良いカラーパネルです。中央に黄色い星のユダヤ人がいます。
親衛隊のお偉方は彼を取り囲んで何をしているのでしょうか・・?
ドイツ語しかないから読めないの(情けない)!


強制移送される人々か?
ドイツ軍の軍服ってほんとただそれだけで威圧的ですね。。


ナチスの狂った人種政策の説明が延々続いています。




広いな~・・いつまで続くんだ・・全部見るにはほんと時が足りない感じです。


1936年ミュンヘンにて。これは親衛隊ではなくドイツ国防軍です。


広いな~~・・帰れなくなっちゃうぞ・・。


博物館は徐々に地下要塞へと姿を変えていきます・・


なんなんだここは・・寒いし・・気温が上と五度は違う。


要塞の一区画では映画上映もされていました。
とてもじゃないが時間がない。。


広いな~~・・落書きか?






これは山頂までエレベーターを作ろうとしたようですが途中でやめたようですね。。。




この穴は機関銃を備え付けるものらしい。トーチカのようなものでしょうか?


中を覗くと上へと続く階段が・・侵入者をここで撃ち殺すのでしょうか。


間違えて子供さんを連れてくるとえらいことになりそうですね。。


残酷なパネル写真が山ほどありました。

中は広いし解説はドイツ語のみだし、かなりの第三帝国マニアでも全部展示を理解することは難しいと考えられます。
相当上級者向けでしょう; しかし貴重な展示物、珍しい写真の数々は興味深いです。
ヒトラーの山荘に訪れることがあったら、わあ景色がきれいね、で終わらずこういうところも訪れてみてください。


戻る